理想の自分になるために

理想の自分になりたい。

思えば、理想の自分になるためにいろんなことをしてきました。その結果、理想の自分になれたのか?と聞かれると、それはもちろん「NO」です。

私は、気分屋なので「スピリチュアル系」と「自己啓発系」を行ったりきたりしていました。まず、ピンときたのは親戚のおじさんちで見つけた「思考は現実化する」という本でした。衝撃でした、何でも思い通りになるなんて。

そのころ、私は親の希望に沿い公務員になったばかりでした。フレッシュマンでしたが、気分はまったくフレッシュではなく、自分のやりたいことを頑張らずに、ただ親の顔色をうかがってここまできた自分に情けないやら呆れるやら、そんな気持ちでいっぱいでした。

そこに、「思考は現実化する」って。なんだか、私にもできそうな高揚感。急に希望とやる気が芽生えました。そして、プログラムに申し込みました。はやっ。少しは考えろ。

はい、お代は120万円なり。もちろんローンで。これで冴えない自分とおさらばだ、と思っていたのもつかの間、ローンの支払明細書が自宅に届いて、母の大目玉を喰らうことになります。

「あんた、何買ったんな!」

あれ、オカシイ、解約したはずやのに、こんなん届くなんて、電話しとかないかん・・・と一世一代の猿芝居を打ち、なんとかその場をしのぎましたが、出鼻をくじかれ超撃沈です。

ローン会社には職場に届くように手配していたのに、自宅に届いたと文句の電話を入れ、少しスッキリしました。でも、やる気はまったくなくなりました。

ダメなんです、こんな横やりが入ると、再度気持ちを盛り立てることができないんです。はい・・・・

それから、プログラムが届きました。寅さんのトランクが5つ。玄関が荷物でいっぱいになりました。さらに撃沈。これ、どこに隠そう・・・