ヒプノセラピーの次は

そうして、何度もヒプノセラピーを受けているうちに先生から天使の話やレメディのことを教えてもらい、天使のカードや本を購入したり、レメディを購入したり、先生のサロンの常連になりつつある頃のことです。

私はしんどくなるとすぐ先生に電話をかけるようになってきました。先生なら解決してくれると思っていたのです。先生依存です。

ある日もいったん昼休みに外に出ると会社に戻るのが辛いという時がありました。そこで先生に電話をして、夕方セラピーの予約を入れました。

ダウジングをしながら話を聞いた先生は「憑依されてるね」と言いました。「ひょ、憑依?」と言いようのない寒気に襲われたのを覚えています。子どものころにテレビで観た「あなたの知らない世界」を思い出しました。「ちょっと◯◯ちゃんにみてもらお」と先生の娘さんを呼んできました。

先生の娘さんは霊能者だそうです。娘さんが来られて私をみるなり、うんうんと頷きました。「憑いてるよね」とまた先生が恐ろしいことを言います。お話を聞くと憑依されているのは、私ではなく主人の方でした。娘さんは「◯◯町の交差点にあるお好み焼き屋にいた霊がお好み焼きを食べに来た家族を見て、このご主人なら話を聞いてくれそうとついてきた」と言うのです。確かに最近そのお好み焼き屋さんに行った私は、観念して先生に除霊をお願いしました。

除霊は娘さんが霊の話を聞き、先生の般若心経で成仏させるというものでした。

締めはヒプノセラピーと同じです。先生曰く、どれだけ霊を成仏させるかでお金の巡りが変わってくるそうです。またしても真に受けた私は足しげく除霊に通うことになるのでした。

ヒプノセラピー

2度目のレイキの先生は、いろんなセラピーをされる方でした。その中でもメインでしていたのが、ヒプノセラピーです。

私が初めてそのサロンに行ったのもヒプノセラピーを受けるためでした。私は何度かセラピーを受けましたが、あれは不思議です。私の場合鮮明にイメージが浮かぶわけではないのですが、気がついたら先生の質問に答えているという感じでした。

先に進まないから自分でストーリーを作ってるんじゃないの、と思うこともしばしば。

そのセラピーの中では、私は毎回餓死していました。その無念が今の私に影響を与えているということです。そして前世の私が死んだとき、先生は般若心経で成仏させてくれます。

ソファーで横になっている私に向かって、先生が般若心経を唱える姿は何とも言えませんが、きちんと成仏させないと前世を思いだしただけでは悪い影響は断てないのだそうです。

なるほど納得。

レイキの回路

レイキは一度伝授してもらうと一生使えるそうです。

一生のお宝を手にした私は、長い間お宝を眠らせて、思い出したときにヒーリングするといった感じでした。もちろん効果なんて感じたことはありません。手があたたかい・・・程度です。

それから、10年ほど経ったころ、私はスピリチュアルにどっぷりハマっていました。確かその頃はヒプノセラピーをよく受けていました。そのサロンの先生はダウジングを使ってセッションを進めていくのですが、ある日のセッション中レイキの話になりました。

細かい内容は覚えていませんが、その先生もレイキのティーチャーで「どこで受けたん?」とかそういう話だったと思います。すると先生はダウジングを振りながら「ん?レイキの回路通ってないよ」と言いました。ええ~!です。

サードまで受けました、シンボルやマントラも教えてもらいました、と話しましたが、「いや~通ってないわ」と。

ガックリしていると、「もったいないな~でももう1回アチューメントしたら通るよ。アチューメント済みやから半額でやってあげようか?」と言われ、なんて超ラッキーと思った私は、今思うと先生にとっては絶好のカモだったのではないでしょうか・・・

何はともあれ、その頃はその先生に心酔してましたから、即行お願いしました。

そして、無事(?)2度目のアチューメントも済み、レイキの回路はぶっとく通ったはず。だと思います。

気功の達人になりたい

先生が取り出した本は「レイキ」の本でした。はっきりした題名は覚えていませんが・・・もちろん借りて帰りました。(貸すつもりで持ってきたのか数冊お持ちでした。さすが先生。)

読み終わった時、私がもとめていたものはこれだ!と思いました。こんなに簡単で、こんなにいろんなことに使えて、こんなに効果が高いなんて。

そう思ったらすぐに習得したくなる私です。でも、先生のところに行くのは少し照れくさかったので、その本の著者が主催するレイキの講座を申し込むことにしました。

講座の開催場所は東京です。また、レイキはファーストディグリー、セカンドディグリー、サードディグリーとレベル3まであって、開催日がそれぞれ異なります。まずは、ファーストディグリーを・・・なんていう発想は私にはありません。

やるからにはサードディグリーまで!という変な気合いで全部受けるつもりですが、私の住む四国からだと交通費だけでも大きな出費なので、主催社に電話して何かいい方法はないか聞いてみました。

すると、個人講座で2日連続の受講ならサードディグリーまで受けられるということでした。もちろん割高にはなりますが、願ってもないチャンスです。即行申込みました。

そして無事受講。大満足で帰路につきました。

レイキは簡単ですが、最初は自己ヒーリングを21日間(だったかな?)続けるなど、レイキを使う練習をする必要があります。でも練習とか鍛錬とか苦手な私は、受講してすぐはやってましたが、2・3日しか続いてません。

今回も高い費用をかけて申し込んだにも関わらず、さっさと放り出してしまいました。

しかも、この話には笑えないオチがあります・・・いや、逆に笑えるかも。

邪気をはね返すブレスレット

先生から手渡されたブレスレットはかなり濃い赤と青、そしてクリアな石を使ったブレスレットでした。お世辞にもセンスがいいとは言えない。20代前半だったキャピキャピの私でも「かわい~」とは言えませんでした。これに25,000円も出すのか・・・まず思ったのが、これです。

先生曰く、邪気をはね返すからお葬式に付けていくといいよ。

無理っしょ、こんな派手なブレスレット。

邪気は左手から入るから左手に付けた方がいいと、もっともらしいアドバイスをいただき、ど派手なブレスレットを付けることになってしまいました。2年くらい付けたけど、特に効果を感じたことはありません。ああ、でも知らない間に邪気をはね返してくれていたのかも。でも私に知るすべなどありません。

その先生は他にも面白いことをいろいろ教えてくれました。

ある日の休憩時間には「気功は毎日の練習が必要だけど、練習しなくても気功の達人になれる方法があるよ。」と言うのです。気功の先生がそんなこと暴露していいのか、と思いましたが、私たち受講生は「え~何ですか?!」と、先生の思惑通り話に食いついてしまいました。

そして、おもむろに先生はカバンから1冊の本を取り出しました。

気功を始める

今から気功を始めるわけではありません。

約20年ほど前、糖尿病の友人に誘われてカルチャーセンターの気功教室に通い始めました。毎週土曜日夕方から約2時間、とても清々しい時間になりました。

そこで何ヶ月か通ったころ、休憩時間に先生の周りに人だかりができているのを見かけました。何だろう?と友人と一緒に人だかりに近寄ってみると、パワーストーンのブレスレットを見ているところでした。実はその先生はご自身で能力開発などの学校を経営されているそうで、その一環で個人個人に合ったパワーストーンでブレスレットを作ってくれるというのです。(もちろん有料です。25,000円也。)

選ぶ石や並べ方でブレスレットの効果が変わってくるそう。そんなの大好きな私と友人は早速申し込んで、作っていただきました。

先生のお見立てでは私は邪気を吸い取りやすいそうなので、そういう悪い影響をはね返す効果のあるブレスレットをお願いしました。

2週間後に仕上がるそうで、心待ちにしていました。

さて、2週間後に先生に手渡されたブレスレットは・・・!

何を怖がっているのか

毎日、目が覚めれば「あー苦しい」と思い、「いつになったら楽になるのか」と常に思い、楽になる日を夢見て何十年も放浪してきたのに、実は私は楽になることを望んでいなかった。楽になるには、自分の恐怖に向かい合わなければいけないから。楽になるより、恐怖に立ち向かう方が嫌なんだ。それほどの恐怖とは、いったい何だろう?

何だろう?それは◯◯です。と出てくれば、少しはやりやすいな。でも、出てくるはずはないので、自分で見つけないと。見つけて立ち向かうと決めないと。

人生の岐路とは、こういうことをいうのかしら。(大袈裟すぎる)

でも、いいかげん嫌気がさしたので、決めることができると思う。(ここでも決めると言い切れない逃げ腰な私・・・)

さて、怖いをしっかり感じていこう。